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「地球倫理推進賞」贈呈式

 平成29年2月25日(土)、新横浜プリンスホテルにて「第20回地球倫理推進賞贈呈式」を1,000名の出席で開催しました。後援:文部科学省・産経新聞社・全国民間ラジオ局37社。

 今回の応募総数は61件(国際活動部門23件、国内活動部門38件)。3次にわたる厳正なる選考の結果、国際活動部門は「認定NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)」(理事長:高山良二氏)、国内活動部門は「NPO法人 鎌倉てらこや」(理事長:上江州愼氏)が受賞しました。

 ※受賞団体の詳細はこちら

国際地雷処理・地域復興支援の会

【国際活動部門】 国際地雷処理・地域復興支援の会
高山良二理事長(右)、林裕子さん

  鎌倉てらこや

【国内活動部門】 鎌倉てらこや
上江洲愼理事長(右)、小木曽駿事務局長

 第1部贈呈式では、本賞の歩みを映像で紹介。両団体に地球倫理推進賞及び副賞100万円を贈呈。続いて文部科学省生涯学習政策局・渡部徹社会教育官から、両団体へ文部科学大臣賞が授与されました。

 第2部では、受賞団体による記念講演が行なわれました。
 「認定NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会」(IMCCD)の高山良二理事長は、団体設立の理由と現在までの経緯をスライドと映像を用いて紹介しました。 「1992年、自衛官としてカンボジアPKOに参加し、内戦時に埋められた地雷を除去したのがきっかけでした。 半年間の任務を終え、『まだやり残したことがある。必ず、戻ってくるぞ』と誓い、定年退官後、カンボジアでNPO法人JMASに参加、不発弾・地雷処理事業を立ち上げました。 現地の人にも地雷処理を訓練し、共に活動してきました。 病気の妻を看病するため、一旦帰国しましたが、2011年、IMCCDを設立し、現在も1年の3分の2はカンボジアで地雷処理を行なっています」 東京ドーム約30個分の土地を安全にしたIMCCDの活動は、今や地雷処理にとどまらず、インフラ整備、井戸掘削、日本語学校の運営、キャッサバ芋の焼酎の製造販売など多岐にわたっています。 「地雷処理中に現地の仲間を7人亡くしました。彼らのためにも、そしてカンボジアの平和と繁栄にためにも、残りの人生を捧げたい」と高山代表は語りました。

  「NPO法人 鎌倉てらこや」の上江洲愼理事長は、「世代をつなぐ『てらこや』」をスローガンに、不登校、引きこもり、貧困などで深刻化する教育の改善と、日本の将来を託す若者の育成に努める活動をスライドで説明しました。 「子供たちに鎌倉ならではの、ワクワクする体験を届けたい。 子供たちが憧れを抱く、素敵な若者や大人との出会いを作りたい。その一心で活動してきました。 スタッフは早稲田大学、横浜国立大学、鎌倉女子大学、明治学院大学を始め、全国各地の学生、青年会議所のメンバー、市民ボランティアなどで、子供たちと本気で学び、本気で遊びます。 主な活動は歴史や自然に触れる、陶芸教室、朗読会、建長寺での合宿などです。 地域の資源をフルに活用し、感動体験を培い、子供たちが自ら考え判断し行動できるようサポートしています。 また、小学校で学童保育のお世話もさせていただいています」と話しました。 教育プロジェクトに携わるようになった理由として、ボランティア精神が旺盛な父親や、大学時代の恩師、僧侶との出会いを挙げ、 「今こそ、世代がつながる教育が求められています。父母、学校、地域が総がかりとなって子供たちを見守っていきましょう」と訴えました。

  主催者代表として倫理研究所理事長・丸山敏秋が次のように挨拶を行ないました。 「皆様のおかげによって、第20回を迎えることができました。 毎年素晴らしい団体を表彰して強く思うのは、『日本人は捨てたもんじゃない』ということです。 自分のことは横において、他人のため、世のために尽くしている人や団体が日本にはたくさんいることを、同じ日本人として心から誇りに思います。 地球倫理の精神に立って、今後も本事業を継続してまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。」