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生涯学習総合誌として、毎月、夫婦の関係、子育て、職場生活を充実させるポイントとなる記事を掲載しています。若い世代から高齢者まで、どなたにもお読みいただける雑誌です。
□巻頭言 丸山敏秋理事長「新世言」
テーマ 母国の誇りを忘れまい
国際連合に加盟している国々には、日本を尊敬したり、憧れたり、親しみを感じている親日国がいくつもある。その理由は大きく三つになろう。――①かつて自国民が日本人から救助されたり手厚くもてなされたりしたことへの感謝、②日本の豊かな自然や伝統文化に対する憧憬、そして③日本の技術力やポップカルチャーに対する関心である。
ウクライナやカザフスタンやウズベキスタンなど、旧ソ連に属していた親日国は数多い。台湾をはじめフィリピンやタイなどの東南アジア諸国だけでなく、世界中に親日国が存在している事実を、日本人はもっと知るべきであろう。そして先人たちの偉業を讃え、自国の自然や文化に自信を持ち、胸を張りたい。そしてさらに敬愛される国を目指したい。そのための教育が強く求められている。
■特集「夫婦であることの喜び」
日々の暮らしの中で夫婦は身近な存在であるがゆえに、
ときに、相手を直そう、または、こちらに合わせようとして
心の歯車に狂いが生じることも少なくないのでは――。
夫と妻が夫婦であることの喜びを実感し、
2人で豊かな家庭を築いていくにはどうすればいいのか。
夫婦のあり方について考えます。
◇実践の軌跡(倫理研究所会員の手記)
母の深い愛情を胸に子供達の健やかな成長を応援する
宇野信恵さん(家庭倫理の会 荒尾市)
純粋倫理の実践をとおして、母の真情を汲みとり、親としての成長を遂げられました。
父と兄が育てた会社を受け継ぎ今日一日を精一杯に生きる
髙木 聡さん(小金井市倫理法人会)
父との絆が強く結ばれていることを自覚し、兄と心を合わせて経営難を乗り越えました。
◇連載
・日常の倫理35
「すべての人に幸福な生活を」
森本 宏(倫理研究所研究員)
・倫理相談の現場から23
「喜びの人生は、親祖先への恩の自覚から」
坂元一成(倫理研究所研究員)
・受け継ぎたい日本の祭り11
「永続」
◇カラー
・美しきあきつしま 65
「白帆はためく豊穣の海 (北海道)」