倫理研究所

プレスリリース
2021.3.3

「第16回しきなみ子供短歌コンクール表彰式」を開催しました

主催:一般社団法人倫理研究所
後援:文部科学省・全国民間放送ラジオ局37社

 

応募総数47,003名。
小学生を対象とした
全国規模の短歌コンクール

 

「第16回しきなみ子供短歌コンクール」には、全国の小学生47,003名より短歌が寄せられ、3次にわたる厳正なる選考の結果、しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞3名、特選21名、入選287名、佳作441名が決定しました。令和3年2月21日、倫理研究所 2階ホールで開催した表彰式には「しきなみ子供短歌賞」「文部科学大臣賞」受賞者・受賞者家族を含む33名が来場しました。

 今年はコロナウイルス感染拡大防止の一環として規模を大幅に縮小したため、「しきなみ子供短歌賞」のみの表彰となりました。 また、「しきなみ子供短歌賞」の受賞者には丸山敏秋理事長より表彰状が授与された後、文部科学省総合教育政策局地域学習推進課 課長補佐・田中勉氏より「文部科学大臣賞」が授与されました。

 コロナ禍で例年の表彰式とは違った形式となりましたが、記念会食では受賞作品の歌に節をつけた朗詠も行われました。

 最後に前川朋廣副理事長が挨拶し、「コロナ禍の折、縮小した形となった表彰式ではあるが落ち着いた雰囲気の記念会食のスタイルは和やかでよかった」と述べた上で、関係者には今後も当事業への理解と支援を願い、幕を閉じました。


 

しきなみ子供短歌賞・
文部科学大臣賞作品

 

【低学年の部】

ひさしぶりやっとしゅうごうしゃしんだねカラフルマスクのえがおさいたよ

岡本真史さん
(大阪府・大阪市立堀江小学校・2年)

 

【中学年の部】

はち植えのみどりのロケットオクラの実入道雲へとカウントダウン

正村仁智利さん
(東京都・台東区立浅草小学校・3年)

 

【高学年の部】

サヤをむく祖母の背中によりかかりあのねと言うとふふと笑った

中村夢優さん
(千葉県・八街市立二州小学校・6年)

 


― 概 要 ―

1.【しきなみ子供短歌賞表彰】3名

2.【文部科学大臣賞表彰】3名※しきなみ子供短歌賞受賞者

3.【最終選考委員講評】宗像総一郎(株式会社中国放送 東京支社ラジオ部長)、長井陽子(しきなみ短歌講師)

4. 記念会食

 

日 時:令和3年2月21日(日)
11時30分~13時15分

場 所:倫理研究所2階ホール
(東京都千代田区)

主 催:一般社団法人 倫理研究所

後 援:文部科学省、 全国民間放送ラジオ局37社

 

 

「しきなみ子供短歌コンクール」とは

 日本の伝統文化の継承に貢献することを理念に掲げ、全国の小学生を対象に開催している短歌コンクール。短歌づくりを通じて子供たちの国語力を培い、情緒豊かな人間性を育成し、情操教育や道徳教育に資する活動として、平成18年より毎年開催しています。

 開催にあたっては、文部科学省の後援を得て、各都道府県・市町村の教育委員会をはじめ、学校関係者など地域の方々に広く参加を呼びかけています。

 

しきなみ短歌会

 昭和21年3月に丸山敏雄によって創設された短歌会は、全国約6,000名の会員が学んでいます。月刊誌『しきなみ』には、毎月約5,500名の出詠があり、会員以外の方々を対象に広く参加者を募る「初めての短歌教室」を全国各地で開催し、好評を博しています。

 

*「しきなみ」の意味

 次から次へと、しきりに寄せて来る波のこと。創設者の丸山敏雄は「大海原に隈なくわたる波のように、会の名を『しきなみ(敷波)』と名付けました」と述べています。

 

 

―本件に関するお問い合わせ先―

一般社団法人倫理研究所 生涯局文化部
〒102-8561 東京都千代田区紀尾井町4-5 TEL 03-3264-2251(代表)