我(われ) 万人のしもべとならん ― 社会教育家の波乱万丈の生涯
高橋 徹著 育鵬社発行 四六判並製 264頁
戦争に敗れ、国土が焦土と化し、人々の心も荒んでいた戦後日本。その国難から一人ひとりが立ち上がるために、夫婦の道を説き、短歌を詠み、正しい暮らしを示す生活改善の運動をはじめた、社会教育家の波乱万丈の生涯。
倫理運動を創始し、倫理研究所の創立者として知られる丸山敏雄(1892~1951年)は、教育者であり研究者、書家、歌人、思想家でもあった。
本書は、戦後まもなく「新しい倫理」と呼ばれるようになる「生活法則」を生活改善運動の中心に据え、その普及と実践に邁進した人物の人生の軌跡である。
【目次より】(一部抜粋)
第1章 誕生/第2章 国史教育/第3章 入信/第4章 獄中/第5章 新世文化研究所/第6章 文化と家庭/第7章 離反/終 章 至誠天地を貫く
ISBN:978-4-594-08453-0