家庭向け生涯学習総合誌
倫理研究所発行 A5判 104頁
生涯学習総合誌として、毎月、夫婦の関係、子育て、職場生活を充実させるポイントとなる記事を掲載しています。若い世代から高齢者まで、どなたにもお読みいただける雑誌です。
□巻頭言 丸山敏秋理事長「新世言」
テーマ 朗らかに生きる
チェロ奏者の渡部玄一さんの本に『明朗であれ』(海竜社)と題した一冊がある。亡くなった父親である渡部昇一氏との交わりが、豊富なエピソードを盛り込んで綴られている。
渡部昇一氏は英語学を専門にした学者であり、古今の歴史に通じた思想家であり、鋭い正論を発信する社会評論家だった。そして稀代の蔵書家としても知られていた。二〇一七年四月十七日に八十六歳で逝去されたが、死の前日まで頭脳は明晰だったという。
(本文より一部抜粋)
■特集「心が伝わる手書き」
たった一言でも、手書きのメッセージを受け取ると
あたたかみを感じるのではないでしょうか。
手書きの文字は、なにより気持ちが伝わるもの。
大切な人へ、日頃の「ありがとう」を
あなたの言葉で贈ってみませんか。
◇実践の軌跡(倫理研究所会員の手記)
苦難を受け入れたからこそ強まった家族の結束力(家庭倫理の会 常総)
夫が脳梗塞で倒れたことから次々に問題が生じる中、真摯に実践に励むことで一つ一つ乗り越えていけました。
目を背けず、丁寧に耳を傾けて新たな活路を見いだした私(大分県倫理法人会)
家族と気持ちを合わせ、日々心境を整えて行動したことで、経営難を乗り越えることができました。
◇連載
・日常の倫理53
「物と境・場はひとつながりの関係にある」泉 憲治(倫理研究所研究員)
・倫理相談の現場から41
「二人の娘から教えられた、自身の本音」中村 学(倫理研究所研究員)
・受け継ぎたい日本の祭り29
「牛に願いを託して」
◇カラー
・美しきあきつしま 83
「日本唯一の竹が生い茂る土佐の虎竹の里(高知県)」