家庭向け生涯学習総合誌
倫理研究所発行 A5判 104頁
生涯学習総合誌として、毎月、夫婦の関係、子育て、職場生活を充実させるポイントとなる記事を掲載しています。若い世代から高齢者まで、どなたにもお読みいただける雑誌です。
□巻頭言 丸山敏秋理事長「新世言」
テーマ 美しすぎる夕焼け
十九世紀のイギリス・ロマン主義を代表する画家のターナーは、大気と光と雲の織りなす劇的な風景を描いたことで知られる。名作「夕焼け」(「湖に沈む夕日」とも言われる)の前にふと立ちどまった天文学界の老権威が、かたわらのターナーに語りかけた。
「君、私はいままでにこのような夕焼けを見たことがない。こんな夕焼けはあるはずがない。私は天文学者として断言する」
それは明らかに画家をなじる口調だったが、ターナーは微笑を浮かべながら静かにこう答えたという。
(本文より一部抜粋)
■特集「生きがいの源泉」
人生百年時代。どうすれば豊かな日々を送れるでしょうか。
住んでいる地域のボランティアに参加してみる。
自分の好きなことにとことん打ち込んでみる……。
なにか一つ、自分がひたむきに取り組めることを
見つけられたなら――。
本特集では、人生における「生きがい」について考えます。
◇実践の軌跡(倫理研究所会員の手記)
母としての心のあり方に気づかせてくれた衝突事故(家庭倫理の会 三河)
バイクと衝突事故を起こした後、事故を省み、自身と向き合うことによって多くのことを学びました。
朗らかな気持ちを磨く中で築けた わが社の社内体制(埼玉県倫理法人会)
長年にわたって向き合ってきた人材の発掘や育成、定着についての悩みを純粋倫理の学びと実践によって解消することができました。
◇連載
・日常の倫理54
「謙虚に学ぶことの大切さ」澤谷直行(倫理研究所研究員)
・倫理相談の現場から42
「約束を守ることで事業が好転」 宮内秀樹(倫理研究所研究員)
・受け継ぎたい日本の祭り30
「浄め叶える炎」
◇カラー
・美しきあきつしま 84
「大山を望む清らかな水とこまの町 (神奈川県)」