家庭向け生涯学習総合誌
倫理研究所発行 A5判 104頁
生涯学習総合誌として、毎月、夫婦の関係、子育て、職場生活を充実させるポイントとなる記事を掲載しています。若い世代から高齢者まで、どなたにもお読みいただける雑誌です。
□巻頭言 丸山敏秋理事長「新世言」
テーマ 真心の祈りは天に通じる
紀元前二千年頃に中米(メソアメリカ)で産声を上げたマヤ文明は、十六世紀初頭にスペイン人によって征服されるまで、約三千五百年の長きに亘って続いた。
マヤ人は何よりも天文学に秀で、日食や月食や金環食を正確に予知できた。目的に応じていくつものカレンダーを製作し、実生活に役立てていた。地上においても計画的に大規模な都市を建設し、巨大な神殿やピラミッドを築き、都市と都市を結び交通ネットワークを整備。高度な農法を開発して多くの人口をまかなうだけの食糧の大量生産システムを確立していた。(本文より一部抜粋)
■特集「今日も明るく朗らかに」
明朗とは、明るく朗らかなこと。また、うそやごまかしがなく、明るいこと(『広辞苑』より)。
生活していると、はればれと爽快な気分の日もあれば、心を曇らせてふさいでしまう日もあるでしょう。
順調な時も、そうでない時も、明るく、前を向いて、朗らかな気持ちで過ごすには───。
本特集では、「明朗」について考えます。
◇実践の軌跡(倫理研究所会員の手記)
前向きな気持ちで悩みと向き合う(家庭倫理の会 湘南中央)
母親の先行きと金銭面の悩みを機に生活倫理相談を受け、すなおな心境で境遇を切り拓きました。
妻の笑顔を原動力としてお菓子作りで喜びの輪を拡げる(さいたま市見沼区倫理法人会)
会社の設立後に紆余曲折を経ながら、夫婦愛和の実践を基盤として経営を軌道に乗せていきました。
◇連載
・日常の倫理61
「運命を切り開く」三浦貴史(倫理研究所研究員)
・倫理運動の現場から1
「生きがいのある人生を送るために」 柳下文寛(倫理研究所研究員)
・受け継ぎたい日本の祭り37
「日本の中の『春節』」
◇カラー
・美しきあきつしま 91
「清流によって育まれた土佐和紙の里(高知県)」