¥ 300 (税込)
倫理研究所発行 A5判 104頁
生涯学習総合誌として、毎月、夫婦の関係、子育て、職場生活を充実させるポイントとなる記事を掲載しています。若い世代から高齢者まで、どなたにもお読みいただける雑誌です。
□巻頭言 丸山敏秋理事長「新世言」
テーマ 反骨の塔を立てる
日本では過去に国際博覧会が五回開催された。略称で示せば「大阪万博」「沖縄海洋博」「つくば博」(茨城県)「花博」(大阪府)「愛・地球博」(愛知県)である。そしてまもなく、「大阪・関西万博」が開催される。
最初の大阪万博が開かれた一九七〇(昭和四十五)年は、戦後日本の節目の年だった。よど号のハイジャック事件、光化学スモッグ注意報の発令、土地成金や交通事故死の急増……。半年に及んだ万博を契機に、日本は本格的な高度経済成長に突入し、外国からは「エコノミック・アニマル」と呼ばれ、世界から脅威と侮蔑の目で見られるようになっていった。(本文より一部抜粋)
■特集「親の思いを知る」
自分という人間が、今ここに存在していることの不思議さに思いを巡らせたことはありますか。
それは父親と母親がいたからこそ。
あたりまえのことのようですが、両親はこの世に生み出してくれた生命の根本です。
父母がいない人は誰一人としていません。
年齢にかかわらず、人はすべて「親の子」です。
今一度、父そして母へ、思いを馳せてみませんか。
◇実践の軌跡(倫理研究所会員の手記)
自分のやるべきことを「天職」と受けとめて取り組む(家庭倫理の会 高崎市)
次男のことで生活倫理相談を受けたのを機に、仕事や家事などを全うしようと実践しました。
家族の応援に感謝し長寿企業への道を進む大阪市倫理法人会)
第三代の社長に就任後、さまざまな悩みに直面しながらも、それを乗り越えていきました。
◇連載
・日常の倫理63
「視点を変える力を身に付ける」嶌本真人(倫理研究所研究員)
・倫理運動の現場から3
「問題の解決は自分を変えることから」 津隈亮二(倫理研究所研究員)
・受け継ぎたい日本の祭り39
「魅せられる獅子舞」
◇カラー
・美しきあきつしま 93
「自然の営みと共生する美しいせせらぎのまち(静岡県)」