中国・内蒙古自治区恩格貝クブチ沙漠に創成した「地球倫理の森」は2014年に15周年を迎え、30万本以上の「森」となりました。そこで、恩格貝での植林活動と並行して、倫理研究所の創立70周年記念事業として新たな植林事業に着手。2023年まで実施しました。
2015年3月29日、中国の来賓70名を迎え「鍬入れ式」を開催。式典では、倫理研究所理事長・丸山敏秋が日本側の代表として挨拶。その後、バヤンノール市林業局劉志勇局長、バヤンノール市磴口県代表、中日青年交流センター房恩副主任、内蒙古遊牧一族バイオテクノロジー会社賀文軍社長が挨拶に立ち、互いに「地球倫理の森ウランブハ」を日中友好の象徴の地とすることを誓い合いました。その後、一本目の記念植林を行ない、新たな地球倫理の森の創成活動の一歩となるポプラが植えられました。
「ウランブハ沙漠」には2019年まで緑化隊を派遣しましたが、2020年以降は新型コロナウイルス感染症の影響による渡航制限等により派遣を中止。その後、事業継続へ向けて調整・検討してまいりましたが、現地の諸事情等を勘案して継続は困難と判断、2023年8月に本植林事業は終了しています。