※5月31日の講演をもって、今年度の倫理経営講演会は全て終了いたしました。多数のご来場ありがとうございました。
倫理経営とは倫理に基づいた経営を指します。倫理法人会が基づくところの倫理とは、旧来の一般的な倫理道徳をも含み超えた人間の生活法則、「純粋倫理」を指しています。当会では、この純粋倫理を拠り所として経営者の人間力を磨き高め、その力を土台にした経営を「倫理経営」と呼んでおります。
近年、地球規模で起こる大変動によって、私たちは、これまでのあり方や、価値観の見直しを迫られ、人々の生活はもちろんのこと、企業経営を揺るがす深刻な危機が頻発しています。事業に携わる経営者自身も、大きな転換点の岐路に立たされているのかもしれません。
心の持ち方次第で行動は変わります。行動が変われば、事の成り行きも変わり、人の出会い、境遇や運命までも変わってきます。不信・分断・破壊を象徴するかのような事件、事故が噴出する時代にあって、愛と敬を感謝といった「心」を重視する経営、「心の経営」への方向転換の意義、その詳細と実践の方途をご提案いたします。
本講演会では、大転換の渦中に立つ企業・断端のリーダーが、これからの企業経営を考える際の手がかりとして「心の経営」をキーワードに据えました。経営者の方々が実力を存分に発揮し、共同体としての企業の力を高め、希望の兆しを見出す機会となることを願い、ご来場をお待ち申し上げております。