倫理研究所

しきなみ子供短歌
コンクール

「しきなみ子供短歌コンクール」は、
日本の伝統文化の継承に
貢献することを理念に掲げ、
国の小学生を対象に開催している
短歌コンクールです。
子供たちの国語力を培い、
豊かな人間性を育成し、
情操教育や道徳教育に
資する活動として、
2005年より毎年開催しています。

 「第18回しきなみ子供短歌コンクール」には、全国の小学生60,403名(1,173校)より短歌が寄せられ、3次にわたる厳正なる選考の結果、しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞3名、特選20名、入選355名、佳作555名が決定しました。
 令和5年2月19日、倫理研究所で開催した表彰式には「しきなみ子供短歌賞」「文部科学大臣賞」の受賞者とその家族が来場しました。
 「しきなみ子供短歌賞」の受賞者には前川朋廣副理事長より表彰状が授与された後、受賞者とその家族へインタビューが行われ、受賞者の人柄や家庭での様子、歌へ込めた思いや将来の夢などが披露されました。各選考委員による講評の後、文部科学省 総合教育政策局 地域学習推進課 課長補佐・榎木奨悟氏より「文部科学大臣賞」が授与されました。
 記念会食では受賞作品の歌を童謡や流行歌のメロディーに乗せて朗詠が行われるなど、アットホームな雰囲気の中、会場は笑顔に包まれました。
 最後に大木武文理事が登壇。「今回の受賞作品も含め、子供たちの短歌は家族を詠んだものが多く、特におじいちゃんおばあちゃんを詠んだ歌が多いことが大変興味深い。それだけ、子供たちにとって、祖父祖母の存在は特別なのでしょう。記念写真のように思い出として心に残るだけでなく、世代を超えて心を繋ぐことができるのが短歌の世界。ぜひ短歌づくりを継続し、大人になった時に自分の子供や孫に、今日の受賞歌を伝えてあげてください」と挨拶し、本コンクールのさらなる支援と協力を呼びかけ、幕を閉じました。

「第18回しきなみ子供短歌コンクール」しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞作品「第18回しきなみ子供短歌コンクール」しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞作品

式次第

3名
3名 ※しきなみ子供短歌賞受賞者
伊藤 健(京都放送東京支社支社長)、加藤千恵(歌人・作家)、長井陽子(しきなみ短歌講師)
特選作品紹介、朗詠