倫理研究所

しきなみ子供短歌
コンクール

「しきなみ子供短歌コンクール」は、
日本の伝統文化の継承に
貢献することを理念に掲げ、
国の小学生を対象に開催している
短歌コンクールです。
子供たちの国語力を培い、
豊かな人間性を育成し、
情操教育や道徳教育に
資する活動として、
2005年より毎年開催しています。

「第20回しきなみ子供短歌コンクール」には、全国の小学生58,514名(1,188校)より短歌が寄せられ、3次にわたる厳正なる選考の結果、しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞3名、特選20名、入選289名、佳作480名が決定しました。令和7年2月16日、初めて紀尾井清堂で表彰式を開催。式には「しきなみ子供短歌賞」「文部科学大臣賞」の受賞者とその家族が来場しました。

 

前川朋廣副理事長から「しきなみ子供短歌賞」の表彰状が贈られ、受賞作品が紹介されました。続いて、文部科学省 総合教育政策局 地域学習推進課 課長補佐・榎木奨悟氏より「文部科学大臣賞」が授与されました。各選考委員による講評が行われ、子供たちの観察力や表現力を称えました。子供たちの緊張も次第にほぐれ、家族にも笑顔を見せる中、「星の森披講学習会」が「宮中歌会」でも行われる様式で受賞作品3首を披講。最後に、中村正生文化部長が登壇し、今後もコンクールを継続する意義と決意を述べました。

 

会場を倫理研究所本部へ移し、記念会食が行われました。受賞者とその家族を演壇に招いてインタビューが行われ、受賞者の人柄や家庭での様子、歌へ込めた思いを話してくれました。ご家族もこの経験を生かして育ってほしいと語られました。次いで、以前にしきなみ子供短歌賞を受賞された3名がスピーチ。受賞当時の思いや現在の様子を語り、「短歌づくりを通して得た感性は、今後の人生に役立つと思います」と3名の受賞者に温かいメッセージを送りました。

「第20回しきなみ子供短歌コンクール」しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞作品「第20回しきなみ子供短歌コンクール」しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞作品

式次第

3名
3名 ※しきなみ子供短歌賞受賞者
中谷 圭一(青森放送株式会社取締役・東京支社長)、東 直子(歌人・作家)、振屋 小百合(しきなみ短歌講師)
特選作品紹介、朗詠