昭和60(1985)年10月
滕穎(日本名・藤原素子)中国社会科学院哲学研究所教授、筑波大学国際学術
会議後、倫理研究所訪問。日中倫理交流について意見交換。
昭和61(1986)年10月
「中国社会科学院哲学研究所訪日団(倪鼎夫団長以下4名)、倫理研究所の招きで来日。倫理研究所本部・富士教育センタ-など視察。倪鼎夫団長記念講演「中国の倫理道徳事情」
昭和62(1987)年
9月6-8日
「第1回日中実践倫理学討論会」
(北京・中国社会科学院)
*倫理研究所訪中団・北奥三郎団長以下6名。
*「家庭道徳」「職業道徳」について論文発表並びに討論。
・勝部真長(お茶の水女子大学名誉教授)「現代に生きる『正直』『勤勉』『倹約』」
・川崎康雄(倫理研究所研究員)「職場における実践倫理」
・李光耀(山東省倫理学研究会会長)「中国史上にみる職業道徳」
・陳瑛(中国社会科学院哲学研究所教授)「経済改革と職業道徳の変革」
・高橋進(筑波大学教授)「新しい家庭道徳の方向」
・稲田博己(倫理研究所研究員)「家庭における実践倫理」
・王偉(中国人民大学副教授)「20世紀・婚姻道徳の2大革命」
・陶春芳(全国婦女管理学院)「経済改革と婚姻・家庭道徳の解放」
昭和63(1988)年
11月3-5日
「第2回日中実践倫理学討論会」
(東京・倫理研究所)
*中国社会科学院哲学研究所訪日団・陳筠泉団長以下8名。
*「家庭道徳」「職業道徳」について論文発表並びに討論。
・許啓賢(中国人民大学思想教育研究所副所長) 「現代中国青年の愛情・結婚観と家庭」
・石毓彬(中国社会科学院哲学研究所)「現代中国の両性道徳の変化について」
・高橋進(筑波大学教授)「現代日本の家族と倫理」
・森田正廣(倫理研究所研究員)「親子相関の原理とその体験について」
・陳瑛(中国社会科学院哲学研究所教授)「中国の伝統的義利観と職業道徳」
・魏英敏(北京大学教授)「中国の職業道徳建設の成果と問題点」
・鈴木博(東海大学教授)「現代企業の経営理念にみる利潤性と社会性と倫理性」
・宮崎芳宏(倫理研究所研究員)「企業朝礼にみる理論と実践」
・勝部真長(お茶の水女子大学名誉教授)「西洋思想における『義』と『利』」
平成元(1989)年
10月17-19日
「第3回日中実践倫理学討論会」
(北京・中国社会科学院)
*倫理研究所訪中団・北奥三郎団長以下5名。
*「家庭道徳」「職業道徳」について論文発表並びに討論。
・丸本征雄(倫理研究所研究員)「夫婦和合の原理と実践」
・丸山敏秋(倫理研究所研究員)「子どもの問題行動と家庭教育」
・王偉(中国人民大学副教授)「中国の独身問題の倫理的考察」
・黄暁瑜(中華婦女連合会研究所)「中国における女性の就業事情」
・田形健一(倫理研究所研究員)「企業活性化の基盤」
・中野里孝正(築地玉寿司社長・東京都中央区倫理法人会長) 「我が社に純粋倫理を導入して」
・魏英敏(北京大学教授)「職業道徳の2つのテーマ」
・陳昇(中国青年政治学院副教授)「企業従業員の責任感を高めるには」
平成3(1991)年
1月20-22日
「第4回日中実践倫理学討論会」
(東京・倫理研究所)
*中国社会科学院哲学研究所訪日団·于良華団長以下7名。
*「職業道徳」(勤労観と人材の育成)、「家庭道徳」
(青少年の問題行動とその対策)について論文発表並びに討論。
・陳瑛(中国社会科学院哲学研究所教授) 「中国における家庭教育の変化とその趨勢」
・朱貽庭(上海華東師範大学副教授)「家庭の倫理環境と青少年の健やかな成長」
・湯浅泰雄(桜美林大学教授)「家庭倫理の自然的基礎」
・藤崎正剛(倫理研究所研究員)「倫理研究所の青少年活動と教育」
・任俊明(中国社会科学院哲学研究所) 「求職中の青年に対する進路指導強化の重要な意義」
・唐凱麟(湖南師範大学教授)「青年の職業意識と倫理の導き」
・鈴木博(東海大学教授) 「現代日本企業の社是社訓にみる利潤性・社会性・倫理性」
・松丸靖(倫理研究所研究員)「倫理実践による企業体質の改善」
平成3年(1991)年
10月17-19日
「第5回日中実践倫理学討論会」
(北京・中国社会科学院)
*倫理研究所訪中団・北奥三郎団長以下7名。
*「職業道徳」(「青年の職業道徳」)と「家庭道徳」(青年の家庭婚姻道徳)について論文発表並びに討論。
・高橋進(筑波大学名誉教授)「現代日本人の人倫観念」
・劉英(中国社会科学院社会学研究所)「現代中国農村青年の婚姻観念」
・王偉(中国人民大学副教授)「婚前交渉の調査と研究」
・田中範孝(倫理研究所研究員)「現代青年の性意識に関する考察」
・高木泰次(丸栄工業社長・倫理研究所法人派遣講師)「経営者の倫理実践と体験」
・余涌(中国社会科学院哲学研究所) 「青年の職業流動および職業選択に対する意識と問題点」
・劉向東(首都鋼鉄公司精神文明研究所) 「青年職員労働者に道徳教育をどう進めたか」
・木村重男(倫理研究所研究員)「現代青年の職業観と社員の倫理教育」
平成4(1992)年
10月17-19日
「丸山敏雄生誕100年記念・第6回日中実践倫理学討論会」
(東京・倫理研究所)
*中国社会科学院哲学研究所訪日·姚介厚団長以下7名。
*「丸山敏雄の倫理思想」「倫理の理論的・実践的研究」「家庭道徳」「職業道徳」について論文発表並びに討論。
・福井利一郎(倫理研究所研究員)「個性教育について」
・陳瑛(中国社会科学院哲学研究所教授)「倫理と現実生活との密接な関係」
・勝部真長(お茶の水女子大学名誉教授)「倫理と経済」
・温克勤(天津社会科学院倫理美学研究所教授)「中国における『恩』の観念」
・伊勢田豊(倫理研究所研究員)「正常心と即行の実践」
・龔穎(中国社会科学院哲学研究所)「婦人の力の発揮による文明家庭の建設」
・岡田進(倫理研究所研究員)「子どもの健全な育成と家庭教育」
・王偉(中国人民大学副教授)「北京市における婚姻道徳の調査と研究」
・水野雅生(ミズノプリテック社長・東京都中央区倫理法人会会長) 「倫理的経営と社内改革」
・邵波(中国社会科学院文献出版社) 「『偽造品および悪質商品』についての倫理的考察」
・田口勝(倫理研究所研究員)「経営者の倫理と倫理法人会活動」
平成5(1993)年
10月18-21日
「第7回日中実践倫理学討論会」
(湖南省長沙・湖南大学岳麓書院)
*倫理研究所訪中団・田口勝団長以下8名。
*「経済倫理」「環境倫理」「生命倫理」について論文発表並びに討論。
・廖申白(中国社会科学院哲学研究所)「企業と職員」
・徳江秀雄(倫理研究所研究員)「経営者の自己革新」
・鈴木博(東海大学教授)「現代日本企業の企業倫理」
・李喜平(冀東水泥公司精神文明弁公室) 「企業文化を建設し、『冀東精神』をつくろう」
・丸山敏秋(倫理研究所研究員)「現代日本の環境問題と地球倫理の提唱」
・余謀昌(中国社会科学院哲学研究所)「中国の環境問題と環境倫理学」
・井上茂勝(倫理研究所研究員)「倫理研究所における清掃活動」
・劉湘溶(湖南師範大学副教授)「製品にグリーンマークを実施する倫理学思考」
・羅秉祥(香港浸会学院副教授)「人工生殖に対する倫理思考」
・御所園正信(倫理研究所研究員)「純粋倫理と疾病」
・陳谷嘉・朱漢民(湖南大学岳麓書院)「道徳と養生」
・林初枝(倫理研究所派遣講師)「乳癌を克服して」
平成6(1994)年
10月15-17日
「第8回日中実践倫理学討論会」
(東京・倫理研究所)
*中国社会科学院哲学研究所訪日団·李景源団長以下6名。
*「経済倫理」「環境倫理」「生命倫理」について論文発表並びに討論。
・羅秉祥(香港浸会学院教授)「安楽死と安楽不死」
・田中範孝(倫理研究所研究員)「疾病体験における倫理実践の意義」
・陳谷嘉(湖南大学岳麓書院教授)「玄学家における生命倫理思想」
・山本忍(東京医科大学医師)「ホリスティック医学の理論と実践」
・宋希仁(中国人民大学教授)「安寧幸福と生態倫常」
・古野朋裕(倫理研究所研究員)「日本の廃棄物対策の実状と問題点」
・余謀昌(中国社会科学院哲学研究所教授)「環境道徳」
・黒沢真次(イカリ環境事業グループ副代表・東京都杉並区倫理法人会相談役)「環境文化の創造」
・廖申白(中国社会科学院哲学研究所副教授)「企業と消費者」
・曾釗新(中南工業大学教授)「職員の倫理教育の実例」
・山口健次(倫理研究所研究員)「富士倫理学苑における企業教育の理念と実際」
・佐藤克男(湘南オートメーション社長・神奈川県倫理法人会幹事長)「繁栄の軌跡」
平成7(1995)年
11月12-14日
「第9回日中実践倫理学討論会」
(湖北省武漢・武漢迎賓館)
*倫理研究所訪中団・田口勝団長以下9名。
*「企業と倫理」をメインテーマに、「企業と家庭倫理」「企業管理倫理」「企業と環境倫理」について論文発表並びに討論。
・尹維真(武漢市人民政府文明都市建設委員会) 「武漢市『文明団地』建設の倫理実践」
・前川明廣(倫理研究所研究員)「企業経営と家庭生活」
・馬仲良(北京市社会科学院)王振鐘(北京市高速道路管理処) 「企業と家庭倫理について」
・山口健次(倫理研究所研究員)「富士倫理学苑における企業教育の理念と実際II」
・王祖雲(武漢鋼鉄集団公司)「精神教育の準則」
・楊清栄(中南財経大学副教授)「企業管理の中の倫理要素」
・中島武夫(ナカリングループ代表・東京都倫理法人会副会長)「経営理念の実現」
・苑立強(中国社会科学院哲学研究所) 「企業の道徳管理と従業員の道徳的素質」〈公開講座)
・丸山敏秋(倫理研究所研究員)「心の時代の倫理経営」〈公開講座)
・鈴木博(東海大学教授)「実践的マネジメント論序説」
・陳爾程(東西湖ピール集団株式会社)「環境保護と倫理精神」
・中西浩(倫理研究所研究員)「日本企業の環境対策と環境倫理の実践」
・王豊年(中国科学院生態研究中心)「企業生態道徳について」
平成8(1996)年
11月9-11日
「第10回日中実践倫理学討論会」
(東京・倫理研究所)
*中国社会科学院哲学研究所訪日団・陳筠泉団長以下9名来日。
*「実践倫理学の成果と課題」をメインテーマに、「環境倫理」「生命倫理」 「家庭倫理」「企業倫理」について論文発表と討論。
・新原隆一(倫理研究所研究員)「日本の環境問題とその保全について」
・苑立強(中国社会科学院哲学研究所) 「太湖の管理にみる公民環境意識向上の緊迫性」
・徳江秀雄(倫理研究所研究員)「『朝起き』の健康学」
・葉敬徳(香港浸会大学助教授)「フェミニズム 妊娠中絶選択権と氷山仮設」
・野村正恒(倫理研究所特別研究員)「家庭の文化力」
・涂永紅(武漢市人民政府文明都市建設弁公室)「家庭の文化活動および倫理建設」
・洞下実(サンコーテクノ株式会社代表取締役・千葉県倫理法人会副会長) 「倫理企業への道のり」
・三好雅典(倫理研究所研究員)「企業の盛衰と経営者の心」
・馬博宣(首都経済貿易大学教授)「当代中国の家庭および倫理の新動態」
・呉元梁(中国社会科学院哲学研究所教授)「サービス保証公約制について」
・陳爾程(東西湖ピール集団株式会社)「企業の自律および奉献」
・王福霖(中南財経大学教授)「中国私有経済の発展と経済倫理精神」
・大園義友(東京都杉並区倫理法人会会長)「倫理法人会の理念と活動」
平成9(1997)年
11月11-18日
「第1回日中経営倫理討論会」
(東京・倫理研究所)
中国企業家研修訪日団・黄禄銀団長以下6名来日。「経営倫理」をテーマに発表。
・中野里孝正(築地玉寿司社長・東京都倫理法人会会長)
・水野雅生(ミズノプリテック社長・東京都中央区倫理法人会相談役) 「経営倫理の具体的実践I」
・洞下実(サンコーテクノ社長・千葉県倫理法人会会長)
・山田長司(アコシーズ社長・東京都倫理法人会幹事長) 「経営倫理の具体的実践II」
平成13(2001)年
7月3-5日
「東アジア実践倫理学討論会」
(東京・倫理研究所)
*中国社会科学院哲学研究所訪日団・李鵬程団長以下5名、香港1名、韓国2名、台湾1名来日。
*「21世紀における倫理的課題」をテーマに発表。
〈中国〉
・李鵬程(中国社会科学院哲学研究所副所長) 「兄弟とbrotherの対訳から文化を越えた相互理解を談ず」
・甘紹平(中国社会科学院応用倫理研究中心副研究員) 「中絶論争関係から生命倫理学の人間の概念を見る」
・孫春晨(中国社会科学院応用倫理研究中心副研究員) 「中国市場経済進行過程にある企業倫理
・楊通進(中国社会科学院応用倫理研究中心副研究員)「環境倫理の3つの向度」
〈香港〉
・葉敬徳(香港浸会大学応用倫理学研究中心・魔理主任) 「呉敏倫教授の中国の伝統的婚姻制度に対する誤解」
〈韓国〉
・安炳周(成均館大学校名誉教授)「『遏人欲存天理』の今日的意義」
・李基東(成均館大学校教授)「東アジア三国の思想と情緒」
〈台湾〉
・張振東(台湾輔仁大学哲学研究所、台湾總修院教授)「21世紀の家庭倫理」
〈日本〉
・高橋進(日本教育科学研究所長、筑波大学名誉教授) 「21世紀における倫理的課題一実践倫理からの展望」
・藤原文亮(王文売・九州看護福祉大学助教授) 「中国農村における高齢者扶養と生命倫理の課題」
・野中寛治(倫理研究所研究員)「倫理道徳規範の確立と健全な家庭の建設」
・藤﨑正剛(倫理研究所研究員)「日本における経営倫理の課題」
平成21(2009)年
3月30-31日
「2009日中倫理経営討論会」
(東京・倫理研究所)
*中国倫理学者訪日団24名来日。
・山田長司(倫理研究所法人スーパーバイザー)「社員重視・顧客視点に立った経営」
・瀧住寿彦(倫理研究所法人スーパーバイザー)「私の倫理経営」
平成22(2010)年
10月23日-25日
「日中実践倫理学討論会2010」
(東京・倫理研究所)
*中国社会科学院哲学研究所訪日団・謝地坤団長以下11名来日。
*テーマ「持続可能性が求められる時代の『企業倫理』」
・孫春晨(中国社会科学院応用倫理研究センター主任) 「中国企業の「誠信」の確立における障害と活路」
・三浦貴史(倫理研究所研究員)「純粋倫理に基づいた経営理念についての考察」
・田中裕人(菓匠三全代表取締役) 「感動の一品入魂 -わが社の経営理念とその実践」
・邹順康(中国重慶西南大学政治・公共管理学院教授) 「社員の品性が企業の品格を決定する」
・甘紹平(中国社会科学院倫理学研究室主任)「人権と企業」
・阿部博人(NPO法人企業社会責任フォーラム代表)「企業の倫理と社会的責任」
・陳進華(蘇州大学政治・公共管理学院教授)「地球規模から見た環境責任」
・佐藤貴悦(筑波大学大学院人文社会科学研究科教授) 「渋沢栄一の道徳経済合一主義」
・総合討論