「第19回地球倫理推進賞贈呈式」を開催します
主催:一般社団法人倫理研究所
後援:文部科学省 産経新聞社 全国民間放送ラジオ局37社
平成27年7月1日より9月30日まで公募した「第19回地球倫理推進賞」には、国内活動部門34件、国際活動部門22件、総数56件の応募が寄せられました。 外部ゲスト選考委員による選考会を含めて、三次にわたる厳正かつ慎重な選考の結果、国内活動部門に「NPO法人 森の蘇り」、国際活動部門に「片桐和子・片桐昭吾氏」へ贈呈することが決定しました。 つきましては、下記の要領で贈呈式を開催いたします。
―概要―
日 時:平成28年3月28日(月)10:00~12:00
※事前申込みをいただいている方のみ入場できます。
場 所:倫理文化センター(東京都千代田区三崎町3-1-10)
主 催:一般社団法人倫理研究所
後 援:文部科学省、産経新聞社、全国民間放送ラジオ局37社
贈 呈:地球倫理推進賞(国際活動部門・国内活動部門)、文部科学大臣賞(両団体)
受賞団体
【国際活動部門】片桐和子・片桐昭吾氏
“教育こそ、貧富のない社会、平和な世界を築く”の信念のもと、インド東部ビシャカパトナムで自立支援施設「子どもの憩いの村」を建設・運営。現地NGOと協力し、孤児や貧しい児童が安心して暮らせる場所を提供している。定年退職後に夫婦で参加したスタディツアーにて、ホームレスの児童を目の当たりにし支援を決意。老後の蓄えを資金に活動を開始した。 2012年より州政府認可の初等教育学校を開校、現在まで154名の就学を実現。2015年には学校給食もスタートした。
【国内活動部門】NPO法人 森の蘇り
「きらめ樹」と称する樹木の皮むき間伐による製材法(間伐・代採・加工・販売)を提案・実施している。国内の人工林が放置され、安価な輸入材へ依存している日本の現状が、世界の森林資源・環境の破壊につながっている事実を知り、人工林再生の重要性を訴えて活動を開始した。 2015年現在、静岡県、神奈川県、奈良県において「きらめ樹」の工房が稼動。また、子供や女性も参加可能な間伐体験プログラムを通して、環境教育面の啓発にも取り組んでいる。
地球倫理と地球倫理推進賞
「倫理とは人間の行なうべき“みちすじ”のこと。人間に対する道のみならず、すべての生物、無生物、自然物に対する“みちすじ”を総括して、地球倫理と名づける」――1985(昭和60)年、地球の安泰を最高目標としたグローバルな倫理として丸山竹秋(倫理研究所 前理事長)が「地球倫理」を提唱しました。それは倫理研究所が長年にわたって研究対象とし、実践・普及のよりどころとしてきた「純粋倫理」に基づいています。倫理研究所では1998年に「地球倫理推進賞」を創設。毎年、地球倫理の推進に実践面で貢献している団体(または個人)を顕彰しています。
受賞団体ホームページ
【国内活動部門】NPO法人 森の蘇り