倫理研究所

プレスリリース
2020.2.25

「第15回しきなみ子供短歌コンクール」表彰式を開催しました

主催:一般社団法人倫理研究所
後援:文部科学省・全国民間放送ラジオ局37社

 

応募総数58,824名。
小学生を対象とした
全国規模の短歌コンクール

 

「第15回しきなみ子供短歌コンクール」には、全国の小学生58,824名より短歌が寄せられ、 五次にわたる厳正な選考の結果、「しきなみ子供短歌賞」3名、「特選」23名、「入選」329名、「佳作」476名の作品が決定しました。令和2年2月23日、ニッショーホールで表彰式を開催し、学校関係者を含む600名が来場しました。

表彰式では「しきなみ子供短歌賞」並びに「特選」が発表され、表彰状が授与されました。また、「しきなみ子供短歌賞」の受賞者には、文部科学省総合教育政策局地域学習推進課課長補佐・下田力氏より「文部科学大臣賞」が授与されました。

最後に丸山敏秋理事長が挨拶に立ち、短歌作りを通して子供たちの国語力の向上を願うとともに、入選・佳作の短歌からユニークな視点を持った14首を紹介。本コンクールのさらなる支援と協力をお願いして、幕を閉じました。


 

しきなみ子供短歌賞・
文部科学大臣賞作品

 

【低学年の部】

ひらひらとはっぱいちまいおちてきたあきのおたよりうけとりました

阿部真大さん
(高知県・高知大学教育学部附属小学校・1年)

 

【中学年の部】

かたつむりちいさい命はのうえにわたしのつめがおおきくみえる

西尾千春さん
(福岡県・古賀市立青柳小学校・3年)

 

【高学年の部】

父さんの実家に行くとばあちゃんにシワの数だけだきしめられる

関 恵汰さん
(茨城県・筑西市立川島小学校・5年)

 


― 概 要 ―

1.【しきなみ子供短歌賞表彰】3名

2.【特選表彰】23名

3.【特別選考委員講評】青栁隆志(東京成徳大学教授)、加藤千恵(歌人・作家)、長井陽子(しきなみ短歌講師)

4.【文部科学大臣賞表彰】3名※しきなみ子供短歌賞受賞者

5.【披講】星と森披講学習会

6.【主催者挨拶】倫理研究所理事長 丸山敏秋

 

日 時:令和2年2月23日(日)
14時~15時45分

場 所:ニッショーホール
(日本消防会館・東京都港区)

主 催:一般社団法人 倫理研究所

後 援:文部科学省、 全国民間放送ラジオ局37社

 

 

「しきなみ子供短歌コンクール」とは

 日本の伝統文化の継承に貢献することを理念に掲げ、全国の小学生を対象に開催している短歌コンクール。短歌づくりを通じて子供たちの国語力を培い、情緒豊かな人間性を育成し、情操教育や道徳教育に資する活動として、平成18年より毎年開催しています。

 開催にあたっては、文部科学省の後援を得て、各都道府県・市町村の教育委員会をはじめ、学校関係者など地域の方々に広く参加を呼びかけています。

 

しきなみ短歌会

 昭和21年3月に丸山敏雄によって創設された短歌会は、全国約6,000名の会員が学んでいます。月刊誌『しきなみ』には、毎月約5,500名の出詠があり、会員以外の方々を対象に広く参加者を募る「初めての短歌教室」を全国各地で開催し、好評を博しています。

 

*「しきなみ」の意味

 次から次へと、しきりに寄せて来る波のこと。創設者の丸山敏雄は「大海原に隈なくわたる波のように、会の名を『しきなみ(敷波)』と名付けました」と述べています。

 

 

―本件に関するお問い合わせ先―

一般社団法人倫理研究所 生涯局文化部
〒102-8561 東京都千代田区紀尾井町4-5
TEL 03-3264-2251(代表)