倫理研究所

お知らせ
2022.12.26

「第18回しきなみ子供短歌コンクール」入賞速報

主催:一般社団法人倫理研究所

後援:文部科学省、全国民間放送ラジオ局37社

 

 

「第18回しきなみ子供短歌コンクール」の作品募集に、全国各地の60,403名(1,173校)の小学生から短歌が寄せられました。厳正なる選考の結果、「しきなみ子供短歌賞」「文部科学大臣賞」3名、「特選」20名、「入選」355名、「佳作」555名が決定いたしました。

 

なお、令和5年2月19日(日)に倫理研究所にて表彰式を開催します。表彰式では、「しきなみ子供短歌賞」「文部科学大臣賞」3名を表彰いたします。
(入選・佳作受賞者は、賞状・記念品の発送をもって発表とかえさせていただきます)

 

 

「第18回しきなみ子供短歌コンクール」入賞作品

 

「しきなみ子供短歌賞」
「文部科学大臣賞」

【低学年の部】

わだいこの音が心ぞう通りすぎおなかの中でぐるぐるしてる

(埼玉県・久喜市立三箇小学校・2年)

 

 

 

【中学年の部】

えだまめのひとつぶ入りはさみしそうひとりぐらしのじいじをおもう

(千葉県・鎌ケ谷市立鎌ケ谷小学校・3年)

 

 

 

【高学年の部】

じゃあまたねいつもと違うさよならを胸にしまった小六の夏

(神奈川県・横浜市立北方小学校・6年)

 

 

 

 

「特選」

【低学年の部】

くやしいななかなかできないさかあがりせみまでぼくをおうえんしてる

(埼玉県・草加市立新田小学校・1年)

めがおっきいいっかいのればともだちだおとうさんよりおおきなおうま

(静岡県・三島市立中郷小学校・1年)

なにたべたいなんでもいいはこまるってママのごはんはぜんぶすきだよ

(岐阜県・大垣市立北小学校・1年)

おかあさんおなかをすこしきったあとぼくが生まれたばしょなんだって

(埼玉県・熊谷市立桜木小学校・2年)

スイミングごうかくできずくやしなき水の中なら気づかれないよ

(千葉県・習志野市立大久保小学校・2年)

もうとどくよせんたくものにきょうからはつまさきだちでとりこむからね

(大阪府・堺市立登美丘西小学校・2年)

このホースばあばもってて今からねためしてみたいにじのかんしょく

(福岡県・春日市立春日南小学校・2年)

 

 

 

【中学年の部】

けんかして家出をせんげんこわごわとドアノブにぎるが力は入らず

(東京都・港区立御成門小学校・3年)

マスクの中みんなの顔はどんな顔ぼくのはなにはほくろがあるよ

(長崎県・大村市立放虎原小学校・3年)

いろいろな絵の具使って妹がえがいてくれた虹いろのぼく

(埼玉県・三郷市立幸房小学校・4年)

母の手はいつもやさしく温かくギュッとされたらチャージ完りょう

(埼玉県・三郷市立幸房小学校・4年)

よぐ来たなおっきぐなったとえがおさくぼくも大すきパパのふるさと

(千葉県・袖ケ浦市立奈良輪小学校・4年)

弟はなまいきざかり口達者二年のころの私とにてる

(和歌山県・湯浅町立湯浅小学校・4年)

 

 

 

【高学年の部】

感染し白紙になったスケジュール涙とくすりを水で飲みこむ

(埼玉県・三郷市立新和小学校・5年)

熱帯夜何もかけずにねたはずがさらりとかかる母のやさしさ

(埼玉県・幸手市立上高野小学校・6年)

きらきらと輝くクラゲを見ていると宇宙の中に吸い込まれそう

(千葉県・八千代市立西高津小学校・6年)

うちの犬とけたアイスのようにねるすこし宿題手伝ってくれ

(東京都・江戸川区立上小岩小学校・6年)

赤とんぼ夏から秋を連れてきた真っ赤な羽に秋風のせて

(福岡県・北九州市立藤木小学校・6年)

夏祭りゆかたを着てるクラスの子いつもとちがう心がおどる

(宮崎県・三股町立長田小学校・6年)

エイサーで太陽の下踊る時影がまちがい知らせてくれる

(沖縄県・那覇市立城東小学校・6年)

 

 

― 本件に関するお問い合わせ先 ―

一般社団法人 倫理研究所 文化部
〒102‐8561 
東京都千代田区紀尾井町4-5
TEL 03-3264-2251 
FAX 03-3264-3575

 

 

※お電話いただく方へ
はじめに音声ガイダンスが流れます。
その際は[2]を押していただき、その後[2]を押していただければスムーズに担当に繋がります。