倫理研究所

プレスリリース
2018.2.28

「第21回地球倫理推進賞贈呈式」を開催します

主催:一般社団法人倫理研究所
後援:文部科学省 産経新聞社 全国民間放送ラジオ局37社

 

 2017年7月1日より8月31日まで公募した「第21回地球倫理推進賞」には、国内活動部門38件、国際活動部門17件、総数55件の応募が寄せられました。 有識者によるゲスト選考会を含めて、三次にわたる厳正かつ慎重な選考の結果、 国際活動部門に「ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」、 国内活動部門に「NPO法人どんぐり1000年の森をつくる会」 へ贈呈することが決定しました。 つきましては、下記の要領で贈呈式を開催いたします。

 

―概要―

 

日 時:2018年3月29日(木)13:30~16:00
     ※事前申込みをいただいている方のみ入場できます。
場 所:都市センターホテル2階(東京都千代田区平河町2-4-1)
主 催:一般社団法人倫理研究所
後 援:文部科学省、産経新聞社、全国民間放送ラジオ局37社
贈 呈:地球倫理推進賞(国際活動部門・国内活動部門)、文部科学大臣賞(両団体)

 

 

受賞団体

 

【国際活動部門】ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト

 日本事務所代表のルダシングワ真美氏はケニアでの語学留学の際にルワンダの障がい者の状況を知り、自立支援を決意。日本で5年の修業の後に義肢装具士の資格を取得してルワンダに義肢製作所を設立し、今日まで上下肢障がい者延べ8,300名に義肢装具・杖・車椅子などを無償で製作・配布してきた。職業訓練や義肢製作の後継者をつくるために、現地スタッフを日本の研修に派遣するなど育成にも力を注ぐ。また、ルワンダでパラリンピック委員会を発足させるなど、障がい者スポーツの推進にも尽力している。

 

【国内活動部門】NPO法人どんぐり1000年の森をつくる会

どんぐり1000年の森をつくる会 どんぐりの実から芽生えた照葉樹の苗木を植樹する活動を実施。宮崎県に流れる大淀川の水質改善と流域の森林再生を目指し、1株500円で「どんぐり株主」と称する募金活動を展開している。 賛同した株主延べ13万人に支えられ、これまで21カ所の国有林など62ヘクタールに約15万本の苗を植樹した。どんぐり拾い、種まき、育苗、植樹、下草払いなどを通年で行なっている。平成22年には「どんぐり村こども自然塾」を開設。ここを拠点に、さまざまな環境体験行事の提供・運営にも力を注いでいる。

 

 

地球倫理と地球倫理推進賞

 

 「倫理とは人間の行なうべき“みちすじ”のこと。人間に対する道のみならず、すべての生物、無生物、自然物に対する“みちすじ”を総括して、地球倫理と名づける」――1985(昭和60)年、地球の安泰を最高目標としたグローバルな倫理として丸山竹秋(倫理研究所 前理事長)が「地球倫理」を提唱しました。それは倫理研究所が長年にわたって研究対象とし、実践・普及のよりどころとしてきた「純粋倫理」に基づいています。倫理研究所では1998年に「地球倫理推進賞」を創設。毎年、地球倫理の推進に実践面で貢献している団体(または個人)を顕彰しています。

 

 

受賞団体ホームページ

 

【国際活動部門】ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト

【国内活動部門】NPO法人どんぐり1000年の森をつくる会