倫理研究所

プレスリリース
2019.2.28

「第22回地球倫理推進賞贈呈式」を開催します

主催:一般社団法人倫理研究所
後援:文部科学省 産経新聞社 全国民間放送ラジオ局37社

 

 2018年7月1日より8月31日まで公募した「第22回地球倫理推進賞」には、国際活動部門11件、国内活動部門24件、総数35件の応募が寄せられました。 有識者によるゲスト選考会を含めて、三次にわたる厳正かつ慎重な選考の結果、 国際活動部門に「認定NPO法人 ジャパンハート」、国内活動部門は「NPO法人 奄美青少年支援センター『ゆずり葉の郷』」へ贈呈することが決定しました。 つきましては、下記の要領で贈呈式を開催いたします。

 

―概要―

 

日 時:2019年3月29日(金)13:30~16:00
    ※事前申込みをいただいている方のみ入場できます。
場 所:都市センターホテル2階(東京都千代田区平河町2-4-1)
主 催:一般社団法人倫理研究所
後 援:文部科学省、産経新聞社、全国民間放送ラジオ局37社
贈 呈:地球倫理推進賞(国際活動部門・国内活動部門)、文部科学大臣賞(両団体)

 

 

受賞団体

 

【国際活動部門】認定NPO法人 ジャパンハート

認定NPO法人ジャパンハート 同団体の最高顧問で小児科医の吉岡秀人氏は、日本人戦没者の慰霊団に同行してミャンマーを訪れた際に旧日本兵が現地住民に助けられたことを知り、「恩返し」の思いから活動を開始。「医療の届かないところに医療を届ける」をミッションとして、国内外で活動を展開している。東南アジアを中心に現地の医療技術・医療設備では治療が困難な人々に無料で医療を提供し、これまでに17万人以上に診療・手術を行なってきた。また、3,700名以上のボランティアの派遣、現地医療従事者への技術指導、医療系学生のための奨学制度の運営ほか、国内外の大規模災害時にも医療を届ける。

 

【国内活動部門】NPO法人 奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷」

NPO法人 奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷」 奄美大島において不安定な状況下におかれている子供たちの「自立と共生」をめざして活動を展開。「すべての子は善く生まれ変わることができる」をスローガンに、3万件以上の不登校・ひきこもり・虐待・いじめ等の問題を抱えた青少年・保護者・障害者の相談・支援に応じてきた。生活援助や生活態度改善、規範意識・社会性、就労意識の指導を主眼に、武道を通した自立共生の教育も行なう。先輩が後輩を善導する「少年警護隊」は、非行犯罪率減少において日本一の成果を収めた。また、生活していくことが困難な青少年の自立を手助けする二つの施設の運営にも力を注ぐ。

 

 

地球倫理と地球倫理推進賞

 

 「倫理とは人間の行なうべき“みちすじ”のこと。人間に対する道のみならず、すべての生物、無生物、自然物に対する“みちすじ”を総括して、地球倫理と名づける」――1985(昭和60)年、地球の安泰を最高目標としたグローバルな倫理として丸山竹秋(倫理研究所 前理事長)が「地球倫理」を提唱しました。それは倫理研究所が長年にわたって研究対象とし、実践・普及のよりどころとしてきた「純粋倫理」に基づいています。倫理研究所では1998年に「地球倫理推進賞」を創設。毎年、地球倫理の推進に実践面で貢献している団体(または個人)を顕彰しています。

 

 

受賞団体ホームページ

 

【国際活動部門】認定NPO法人 ジャパンハート

【国内活動部門】NPO法人 奄美青少年支援センター『ゆずり葉の郷』

 

 

―本件に関するお問い合わせ先―

倫理研究所「地球倫理推進賞」事務局
TEL 03-3264-2251
 FAX 03-3264-7881