倫理研究所

イベントレポート
2021.3.31

「第24回地球倫理推進賞 贈呈式」を開催しました

主催:一般社団法人倫理研究所

後援:文部科学省・産経新聞社・全国民間放送ラジオ局37社

 

 

 

 2021年3月29日(月)、都内ホテルにて「第24回地球倫理推進賞贈呈式」を開催しました。感染症対策に万全を期して参加人数を通常の半数に絞って開催。267名が出席しました。

 応募総数は38件(国際活動部門16件、国内活動部門22件)。3次にわたる厳正なる選考の結果、国際活動部門は「認定特定非営利活動法人 ヒカリカナタ基金」(理事長:竹内昌彦氏)、国内活動部門は「特定非営利活動法人 抱樸(ほうぼく)」(理事長:奥田知志氏)が受賞しました。

 

【国際活動部門】認定特定非営利活動法人 ヒカリカナタ基金 谷口真吾副理事長(左)竹内昌彦理事長(右)

【国内活動部門】特定非営利活動法人 抱樸 奥田知志理事長(左)奥田伴子様(右)

 第1部では本事業の背景及び意義を映像で紹介。当日は地球倫理の提唱者であり、地球倫理推進賞の創設者である丸山竹秋会長の生誕100年にあたることを伝えた後、6名の選考委員を代表して津田塾大学 学芸学部教授の三砂ちづる様より講評が述べられました。

 続いて、倫理研究所 理事長・丸山敏秋より両団体に地球倫理推進賞および副賞100万円が贈呈され、文部科学省 総合教育政策局 地域学習推進課課長補佐 田中勉様から、両団体へ文部科学大臣賞が授与されました。

 

 第2部は、両団体による活動報告が行なわれました。

 

国際活動部門受賞のヒカリカナタ基金はモンゴル盲学校設立(2011年)をはじめ発展途上国の視覚障害者教育、自立支援を行なっています。2017年に小児視力改善のため基金を設立。現地医療機関と連携し多くの子供達の視力回復支援を継続。国内では障害者への理解と人権向上を目的とした講演活動を通し、点字ブロックの活用を促すなど障害者の生活向上へ寄与する活動を続けています。報告では、竹内昌彦理事長が登壇。自身が全盲でありながら、恩師の言葉で学生時代が有意義になり勉学に励むことが出来たこと、そして何よりも大切に育ててくれた両親へ感謝の気持ちを述べ、「目の見えない子ども達を一人でも多く治してあげたい。そして大勢の日本人の心に人を助ける喜びを広げたい」と結びました。

 

 国内活動部門受賞の抱樸は経済的困窮状態や社会的孤立状態の人々の自立支援、社会的処遇の改善、地域生活の安定等に関する支援事業を行ない、生活困窮者・孤立者が抱えるハウスレス、ホームレス状態の解決と、「一人にしない断らない伴走者」として看取り支援に至るまで、対象者の人生支援に尽力しています。報告で奥田知志理事長は「生活困窮者、社会的孤立状態の人々だけではなく、心の拠り所がない子どもたちも救いたい。そして、拠点としている北九州を希望の街に変える。誰一人も取り残さない。この場所に来たら必ず助ける。必ず助けてもらえる。そんな街を作りたい」と力強く訴えるとともに「地球倫理推進賞に相応しい活動をこれからも行なっていきたい」と今後の抱負を語りました。

 

 その後、地球倫理推進賞の創設者・丸山竹秋会長の足跡を映像にて振り返った後、主催者を代表して丸山理事長が挨拶に立ち、「昨年の今日この日、贈呈式は実現できませんでした。今年は規模を若干縮小したものの開催できたことを大変嬉しくありがたく思っております」と述べ「これからも皆様のご協力を得ながら少しずつ日本を良くし、地球の健全な安泰をめざして活動を続けていきたい。どうかこれからもご支援のほどお願い申し上げます」と締めくくりました。