「第23回地球倫理推進賞」受賞団体が決定しました。

後援：文部科学省、産経新聞社、全国民間放送ラジオ局37社

　2019年7月1日より8月31日まで公募した「第23回地球倫理推進賞」には、国際活動部門15件、国内活動部門26件、総数41件の応募が寄せられました。
　有識者による第二次選考会を含む3次にわたる厳正な選考の結果、国際活動部門は「特定非営利活動法人 セブンスピリット」、国内活動部門は「岐阜キッズな（絆）支援室」に決定しました。贈呈式は2020年3月29日（日）、都市センターホテル（東京都千代田区）にて開催いたします。

【国際活動部門】特定非営利活動法人 セブンスピリット

　フィリピンの路上やスラムで１日を過ごす子供たちに音楽とスポーツを通して学びの場と、安全に遊べる場を提供する活動を行なっている。地域社会と連携を取り、日本から寄贈された楽器を再活用した定期演奏会などを開催するほか、日本語学習、そろばん教室、アート学習など複数の教育メニューを用意。子供たちが自ら選択して学べる環境づくりを推進し、地域の犯罪抑止と青少年の健全育成に尽力している。

【国内活動部門】岐阜キッズな（絆）支援室

　2012年に東日本大震災の避難移住者の子供を対象に無料学習塾を開始。その後、地域の生活保護世帯や一人親世帯、外国籍などの貧困家庭児、孤立する発達障害児などへ支援対象を拡げ、活動内容も社会体験、農業体験、食育、情操教育と多様性に富む。さらに行政や市民の協力を受け、保護者、不登校問題、公的支援終了後の大学生、自殺防止SOS相談などにも対応。幼児・学生から保護者まで、負の連鎖を解消する総合的支援を幅広く継続している。

※各団体の詳しい活動内容は、団体のホームページをご覧ください。