倫理研究所

活動報告
2017.12.13

【速報】「第21回地球倫理推進賞」受賞団体決定

「第21回地球倫理推進賞」受賞団体が決定しました。

後援:文部科学省、産経新聞社、全国民間放送ラジオ局37社

 

 

 2017年7月1日より8月31日まで公募した「第21回地球倫理推進賞」には、国際活動部門17件、国内活動部門38件、総数55件の応募が寄せられました。

 第2次ゲスト選考会を含む3次にわたる厳正かつ慎重な選考の結果、国際活動部門は「ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」、国内活動部門は「特定非営利活動法人 どんぐり1000年の森をつくる会」に決定しました。贈呈式は2018年3月29日(木)、都市センターホテル(東京都千代田区)にて開催いたします。

 

受賞団体

 

【国際活動部門】ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト

 

 日本事務所代表のルダシングワ真美氏はケニアでの語学留学の際にルワンダの障がい者の状況を知り、自立支援を決意。日本で5年の修業の後に義肢装具士の資格を取得してルワンダに義肢製作所を設立し、今日まで上下肢障がい者延べ8,300名に義肢装具・杖・車椅子などを無償で製作・配布してきた。職業訓練や義肢製作の後継者をつくるために、現地スタッフを日本の研修に派遣するなど育成にも力を注ぐ。また、ルワンダでパラリンピック委員会を発足させるなど、障がい者スポーツの推進にも尽力している。

 

 

【国内活動部門】特定非営利活動法人 どんぐり1000年の森をつくる会

 

 どんぐりの実から芽生えた照葉樹の苗木を植樹する活動を実施。宮崎県に流れる大淀川の水質改善と流域の森林再生を目指し、1株500円で「どんぐり株主」と称する募金活動を展開している。賛同した株主延べ13万人に支えられ、これまで21カ所の国有林など62ヘクタールに約15万本の苗を植樹した。どんぐり拾い、種まき、育苗、植樹、下草払いなどを通年で行なっている。 2010年には「どんぐり村こども自然塾」を開設。ここを拠点に、さまざまな環境体験行事の提供・運営にも力を注いでいる。

 

 

※各団体の詳しい活動内容は、団体のホームページをご覧ください。

ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト どんぐり1000年の森をつくる会