倫理研究所

活動報告
2017.12.25

「第13回しきなみ子供短歌コンクール」入賞速報

主催:一般社団法人倫理研究所
後援:文部科学省、全国民間放送ラジオ局37社

 

「第13回しきなみ子供短歌コンクール」の作品募集に、全国各地の67,350名の小学生から短歌が寄せられました。厳正なる選考の結果、「しきなみ子供短歌賞」「文部科学大臣賞」候補23名、「入選」359名、「佳作」561名が決定いたしました。

 

 なお、2018年2月25日(日)に東京都・虎ノ門の日本消防会館(ニッショーホール)にて表彰式を開催します。表彰式では下記候補者の中から、「しきなみ子供短歌賞」「文部科学大臣賞」3名、「特選」20名を発表し、表彰いたします。

 


 

「しきなみ子供短歌賞」「文部科学大臣賞」候補23名

 

【低学年の部】

 

せなかむけおしごとしてるママなのにどうしてわかるのぼくのいたずら
(埼玉県・1年)

 

ともだちとあそびたいけどいいだせずにがっきからはげんきにいうぞ
(埼玉県・1年)

 

たしざんのななたすよんのゆびたりないおかあさんゆびいっぽんかして
(埼玉県・1年)

 

いもうとがねころぶぼくにつかまってはじめてたっちああうごけない
(岡山県・1年)

 

きりぎりすぼくがまいにちえさをやるだからおねがいずっといきてて
(熊本県・1年)

 

ランドセルわたしとおなじなつ休みゆっくりしてねまたよろしくね
(兵庫県・2年)

 

夕がたのひこうきぐものそらのしたじいちゃんのふねとおくゆれてた
(鹿児島県・2年)

 

夏の朝かぞくみんなできびたおし七人のあせが雨のようだよ
(沖縄県・2年)

 

 

【中学年の部】

 

発表会がくふをもってステージへしずまれ心ぞうがんばれわたし
(埼玉県・3年)

 

次こそは一位をとりたいこの気もち入道雲のようにわき立つ
(岐阜県・3年)

 

おにいちゃんぶかつでひやけまっくろだくつしたぬいでもはいてるみたい
(兵庫県・3年)

 

やくに立つぼくのとくぎの大きな声今年もいくよぼきんかつどう
(福岡県・3年)

 

夏休み働く父を見学しいつもとちがう父の横顔
(千葉県・4年)

 

お母さんかがみをみてよこわいかお兄弟げんかすぐやめるから
(東京都・4年)

 

うら山にふたごみつごのくりの実はいがのねどこになかよくねてる
(熊本県・4年)

 

だっ走したぼくの大事なクワガタよ父のかわぐつねどこにしてた
(鹿児島県・4年)

 

 

【高学年の部】

 

起きなさいいつもいいとこで起こされるさてはわたしの夢のぞいたな
(埼玉県・5年)

 

ひんやりとつめたい風がふいた時秋がはじまるそんな気がした
(千葉県・5年)

 

しかられてバタンとドア閉め家を出る通学路の色いつもとちがう
(東京都・5年)

 

メールより手紙の方がうれしいなやっぱり会うのが一番うれしい
(兵庫県・5年)

 

「はぐれるぞ」わたしの手を取り花火道久しぶりだなつなぐ父の手
(鹿児島県・5年)

 

にぎやかにクラスメートはしゃべってる僕は日本に来たばかりなんだ
(東京都・6年)

 

引っこしてこの空続いているのなら雲が手紙になればいいのに
(愛知県・6年)