倫理研究所

活動報告
2018.12.25

【速報】「第14回しきなみ子供短歌コンクール」入賞作品

主催:一般社団法人倫理研究所

後援:文部科学省、
全国民間放送ラジオ局37社

 

「第14回しきなみ子供短歌コンクール」の作品募集に、全国各地の61,789名の小学生から短歌が寄せられました。厳正なる選考の結果、「しきなみ子供短歌賞」「文部科学大臣賞」候補23名、「入選」328名、「佳作」532名が決定いたしました。

 なお、平成31年2月24日(日)に東京都・虎ノ門の日本消防会館(ニッショーホール)にて表彰式を開催します。表彰式では下記候補者の中から、「しきなみ子供短歌賞」「文部科学大臣賞」3名、「特選」20名を発表し、表彰いたします。

 

 

「しきなみ子供短歌賞」
「文部科学大臣賞」候補 23名

 

【低学年の部】

たいようはあさはおれんじゆうがたはあかにへんしんよるはおやすみ
(東京・1年)

なぜだろうちいさくみえるようちえんぼくがおおきくなったからかな
(徳島・1年)

おばあちゃんまたあそんでねてをふったでんしゃがきちゃったなみだがでそう
(徳島・1年)

だいどころ青いトマトがいっぱいだ今日もおとうと手つだいしたな
(新潟・2年)

たいようが光のふでで校ていに大きなカシの木のかげかいた
(埼玉・2年)

お月さまのぞいてみるとでこぼこだはなれてみるとつるつるなのに
(東京・2年)

ミニトマトさいしょの一こはんぶんこじいじとぼくはしんゆうだから
(岡山・2年)

 

【中学年の部】

じいじばあばだっぴしないのしたらいいなわかくなってよいっぱいあそぼ
(埼玉・3年)

お盆の日きゅうりの馬となすの牛ご先祖さまは全いん乗れるの
(大阪・3年)

大丈夫ちゃんとできたよ仲直りきのうの自分に教えてあげたい
(埼玉・4年)

お父さんしゅっちょうばかりたいへんだねおみやげよりもいっしょにいてね
(東京・4年)

「ソックリ」と言われてよろこぶお父さん内緒にしよう私の「ガッカリ」
(鹿児島・4年)

きびなごがスクラム組んで泳いでる青いラインをからだに引いて
(鹿児島・4年)

枯れ果てたまんじゅうのような母さんの足のうらから歴史が見える
(沖縄・4年)

しかられて母とのケンカいやになりぼくは今日からはんこうきになる
(沖縄・4年)

 

【高学年の部】

夏の日に大きな花が空にさくおくれた音が大地をゆらす
(埼玉・5年)

読みかけの本にはさんだしおりからこぼれる光ぼうけんの夢
(東京・5年)

虫や葉に鼻を近づけにおいかぐそれぞれちがう命のにおい
(静岡・5年)

赤ちゃんをだっこするのはおばあちゃん百歳ちがい幸せ続く
(鹿児島・5年)

お母さん実家に帰ってさびしそう昔と景色変わったもんね
(岩手・6年)

小さくねきらいな野菜入ってた気づかぬふりも母への感謝
(千葉・6年)

おにやんまどこどこまでもおいかけたおれがとんぼにあそばれてたかな
(東京・6年)

大きくてあったかい人になってねと両親がくれた希望のなまえ
(福岡・6年)