倫理研究所

プレスリリース
2025.12.23

【速報】第29回地球倫理推進賞 受賞団体 決定

「第29回地球倫理推進賞」受賞団体が決定しました。

後援:文部科学省、産経新聞社、全国民間放送ラジオ局37社

 

 

2025年7月1日より8月31日まで公募した「第29回地球倫理推進賞」には、国際活動部門24件、国内活動部門34件、総数58件の応募が寄せられました。

 

外部有識者を含む3次にわたる厳正な選考の結果、国際活動部門は「特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会」、国内活動部門は「特定非営利活動法人 グラウンドワーク三島」に決定しました。贈呈式は2026年3月29日(日)、都内で開催する予定です。

 

 

【国際活動部門】
特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会

人々が健康に暮らせる世界の実現を目指し、保健分野での国際協力を主軸に地域密着型の長期支援をアジア・アフリカ8カ国で展開。カンボジアでは僻地で30年以上にわたり母子保健事業を実施し、低体重児率を改善。東ティモールでは医療従事者研修、学校保健支援、保健インフラ設備により住民の健康向上に貢献。日本では出張健康相談会や医療電話相談を通して医療機関へのアクセス強化に寄与するなど、国内外の保健人材の育成や地域住民による自立的な健康づくりを促進している。

 

 

【国内活動部門】
特定非営利活動法人 グラウンドワーク三島

源兵衛川の環境改善活動を30年以上続け、豊かな水辺自然空間の復活、希少種の生息環境の再生活動を行なっている。今ではゲンジホタルやカワセミ等多様な動物が生息するまでに改善。また、小中学校への環境出前講座は毎年40校・1,500人が受講、「鎮守の森探検隊」は20年間で延べ8,000人以上の親子が参加するなど、環境教育による次世代の人材育成にも尽力。人と自然との共生の仕組みや道筋を体験的に学ぶ学習を推進している。

 

 

※各団体の詳しい活動内容は、団体のホームページをご覧ください。
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