倫理研究所

活動報告
2018.12.10

【速報】第22回地球倫理推進賞 受賞団体 決定

「第22回地球倫理推進賞」受賞団体が決定しました。

後援:文部科学省、産経新聞社、全国民間放送ラジオ局37社

 

 

 2018年7月1日より8月31日まで公募した「第22回地球倫理推進賞」には、国際活動部門11件、国内活動部門24件、総数35件の応募が寄せられました。
 ゲスト選考会を含む3次にわたる厳正かつ慎重な選考の結果、国際活動部門は「特定非営利活動法人 ジャパンハート」、国内活動部門は「特定非営利活動法人 奄美青少年支援センター『ゆずり葉の郷』」に決定しました。贈呈式は2019年3月29日(金)、都市センターホテル(東京都千代田区)にて開催いたします。

 

 

【国際活動部門】認定特定非営利活動法人 ジャパンハート

 同団体の最高顧問で小児科医の吉岡秀人氏は、日本人戦没者の慰霊団に同行してミャンマーを訪れた際に旧日本兵が現地住民に助けられたことを知り、「恩返し」の思いから活動を開始。「医療の届かないところに医療を届ける」をミッションとして、国内外で活動を展開している。東南アジアを中心に現地の医療技術・医療設備では治療が困難な人々に無料で医療を提供し、これまでに17万人以上に診療・手術を行なってきた。また、3,700名以上のボランティアの派遣、現地医療従事者への技術指導、医療系学生のための奨学制度の運営ほか、国内外の大規模災害時にも医療を届ける。

 

 

【国内活動部門】特定非営利活動法人 奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷」

 奄美大島において不安定な状況下におかれている子供たちの「自立と共生」をめざして活動を展開。「すべての子は善く生まれ変わることができる」をスローガンに、3万件以上の不登校・ひきこもり・虐待・いじめ等の問題を抱えた青少年・保護者・障害者の相談・支援に応じてきた。生活援助や生活態度改善、規範意識・社会性、就労意識の指導を主眼に、武道を通した自立共生の教育も行なう。先輩が後輩を善導する「少年警護隊」は、非行犯罪率減少において日本一の成果を収めた。また、生活していくことが困難な青少年の自立を手助けする二つの施設の運営にも力を注ぐ。

 

 

※各団体の詳しい活動内容は、団体のホームページをご覧ください。
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