「第15回秋津こども賞」入賞作品決定
思いを乗せた文字が輝く
自分の思いを言葉にして自分の字で表す「第15回秋津賞・秋津こども賞」。「秋津賞」には493点、小学生・中学生を対象とする「秋津こども賞」には48点の応募があり、審査の結果、「秋津賞」は、特選17点、入選21点、「秋津こども賞」は、特選12点、入選12点が選ばれました。
その中から、「秋津こども賞」の特選作品を紹介します。また全入賞作品は『秋津書道』1月号より順次、紹介します。(入賞者は下記をご覧ください)
◇秋津こども賞特選◇
千葉 嶋田晴天 9歳
選評 コロナ禍で色々大変な夏休みでしたね。やりたいことが出来ないのは一番つらいです。書は余白とカスレが美しいです。(北奥明彦)
東京 木林朔太郎 12歳
選評 よきライバル、よき友達といい関係が築けています。そのよき関係が堂々とした「友達」の字ににじみ出ています。(藤﨑正剛)
東京 畠平玲実 10歳
選評 迷子の幼虫を助けてあげて良かったですね。文字と絵に優しさが出ていてホッとする作品です。(知野光子)
東京 渡邉千瑛 7歳
選評 パティシエの練習同様、この作品も何回も書かれたことでしょう。一字一字が堂々と落ち着いて書かれています。(中村正生)
東京 山本夏巳 11歳
選評 イラストも可愛らしく、飼いたい気持ちが伝わってきます。余白をとりながらも元気に、丁寧に書けました。(中村正生)
新潟 竹田心音 13歳
選評 その時の心臓の音が聞こえてきそうです。無我夢中で走ったことでしょう。筆を丁寧に動かして書けました。(安田二三)
長野 平居華 10歳
選評 華さんの「私は今の私が良いのでこのままでいようと思う」という言葉にぐっと来ました。余白もきれいです。(上山康子)
愛知 泉日世里 10歳
選評 最後の2行が太い線となっており、お母さんが帰ってきた喜びを上手に表現しました。また丁寧にしっかり書けました。(中村正生)
熊本 山口良優 9歳
選評 お母さんの喜びが伝わってきます。何より良優君の気持ちが嬉しかったのだと思います。誠実な素直な書です。(甲斐靖幸)
熊本 山口隆仁 7歳
選評 けががなおってお母さんもさぞホッとしたことでしょう。特に「ありがとう」の字に心がこもっています。(甲斐靖幸)
沖縄 大城純花 7歳
選評 純花さんは7人兄妹なのですね。きっと毎日にぎやかでしょうね。名前までしっかり書けました。(上山康子)
沖縄 津波古哉人 12歳
選評 おばあちゃん特製の沖縄そばの美味しさが伝わってきます。線質がとても優しく、丁寧に書かれています。(矢口裕司)
「第15回 秋津賞」入賞者
【特選】
千葉 嶋田晴天 9歳
東京 木林朔太郎 12歳
東京 畠平玲実 10歳
東京 渡邉千瑛 7歳
東京 山本夏巳 11歳
新潟 竹田心音 13歳
長野 平居華 10歳
愛知 泉日世里 10歳
熊本 山口良優 9歳
熊本 山口隆仁 7歳
沖縄 大城純花 7歳
沖縄 津波古哉人 12歳
【入選】
埼玉 島田陽太 11歳
埼玉 田中奏弥 11歳
東京 川原田翔 11歳
東京 中畑佑太 13歳
東京 松野将大 12歳
熊本 岩﨑煌史 8歳
熊本 福原輝一郎 10歳
熊本 山口一嘉 9歳
鹿児島 俵積田幸咲 11歳
沖縄 神谷和歌奈 12歳
沖縄 津波古直永 10歳
沖縄 邊土名美駒 8歳